「こら、君が言うんじゃない。 僕に言わせてくれ。 ただでさえ君に言わせたんだ、そのくらいしなければ君の勇気には見合えない」俺の頬を撫でて、降谷さんが愛しそうに目を細めてくれる。 それは、今までの暗い目なんかじゃなく、覚悟を決めた色は晴れた空みたいに曇り一つなかった。「君が好きだ、工藤君。 他の男になどやるものか。 僕の恋人になってくれ。 ... 例えもう、僕が遅すぎたとしても、僕はずっとずっと、君を好きでいる」だから誰のものにもならないでくれ。そんな我儘を言う降谷さんなんて初めて見て、一気にぶわっときた。 降谷さんに抱きついて、あのさ、と切り出す。 もう胸はあとちょっとで降谷さんが落ちてきてくれる喜びでいっぱいだったけど、逸る気持ちを押さえて最後の一手、カードを表にひっくり返す。 Want to kiss the cat
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